その後、隣町の「幕別町」の「虫類」へ行きました。昔は「忠類村」だったのですが、今は幕別町と合併して「幕別町虫類」に成っています。
虫類には「ナウマン象」の立派な記念館「虫類ナウマン象記念館」が有ります。
ナウマン象の化石は、先ほどの「晩成温泉」の近くで見つけられました。道路工事の時に作業員が見つけたらしいです。その場所には発見の記念碑も立っていますので、「晩成温泉」に行くついでにでも、行かれると良いと思います。
今年も、最近ナウマンゾウの足跡の化石あ発掘されています。
この記念館は、大変綺麗な立派な建物ですが、中は以前にご報告済みなので今回は省略させて頂きます。
でも、北海道の公営の建物は、役場も同じですが本当に立派な大きな物が多いですね。幕別も、多分人口は数千人だと思うのですが、千葉で私達が住んでいる所の役場は、10万人くらい市民が居るのですが、可哀そうなくらい小さく設備も悪いですね。これも北海道開発予算なんでしょうね!!??沖縄に行った時も、各地で何度もそう感じましたね。何時もの愚痴で済みません!!
「虫類ナウマン象記念館」の横には、「道の駅 虫類」が有ります。又、その横には温泉ホテルの「ナウマン温泉ホテル アルコ236」が有ります。
このホテルも、「ナウマン象記念館」に負けず劣らず大変立派なホテルですね。
此処の温泉も大変良い温泉で、凄くぬるぬるします。前にも何度も入っているのですが、今回は特にヌルヌル感が強かったですね。レストランも有りますので、入浴してから食事も良いですね!!お勧めです!
今回、大樹町へ来た一番の目的は、友人たちとの食事です。最初に来てから、もう10年以上経ってしまいましたが、ずっとお付き合いを続けております。
10年以上前に知り合ったKさんも、以前は、役場の職員だったのですが、今では偉く成られて「副町長」としてご活躍されています。私も年を取る訳ですね!!?
大樹町との縁も色々有って、大樹町が台湾の高雄市大樹区と交流を始めた時に私も少しかじらせて頂いたことが有りますし、その後も、台湾からの訪問団が来た時にも寄らせて頂きました。
その時の、交流会の会長をされていたFさんも今回お会い出来ました。
又、今の町長も、前の町長も大変良い方々で、私達も色々可愛がって頂きました。
これからも大樹町との縁を大事に続けて何時までもお付き合いが出来ればと思って居ります。
大樹町は、ご存知の方も多いと思いますが、町内に宇宙への基地が有ります??
大樹町に「多目的航空公園」と言う所が有って、此処に「JAXA」や、各大学の出先機関も有りますし、かの有名な「ホリエモン」が主宰する宇宙ロケットの会社も此処大樹町に有ります。
翌日は、「浜大樹港」へ鮭を分けて貰いに行きました。本当は一般の人間はダメなのですが、Kさんにお願いして何とか分けて頂く事が出来ました。
サケの定置網の船は、7時頃から戻ってきますので、それまでに港へ行って待っていました。定置網は、5か所あるらしいので、そこから帰ってくる船も5隻だとの事でした。
昨年も悪かったのですが、今年も、今の所は良くないとの事です。帰ってくる船を見ても、昔は、喫水の所以上に船が沈んで、それだけ荷物が重いと言う事ですが、今は、青い喫水線がかなり上に出てしまっていますので軽いんですね。
それでも、矢張り大きな鮭が網に入って上がってくるときは壮観ですね。
大樹町には、ここ「浜大樹港」と、もう一つ「旭浜港」と言う港が有ります。
「旭浜港」でも、多分サケ漁はやっていると思うので、どのくらい取れているのでしょうか?
本当は、知床からえりも岬に掛けて取れる鮭は、ブランド物で各地でブランド名も持っています。銀毛の非常に良い物が多く、この辺で取れる鮭は、食べても大変美味しいの道内でも有名ですが、漁が少なくては、漁師さんも可愛そうですね。
因みに、大樹町で採れる鮭のブランド名は「樹煌士(きこうし)」と言います。
鮭の後には、「シシャモ漁」が始まるらしいです。シシャモ漁用の船も岸壁に沢山並んでいましたが、金額的には矢張り鮭が取れないと駄目らしいですね。
昔は、一緒に網に入ってくるカレイやカジカ等の雑魚は捨てていたのですが、今では分けて取っています。別に売れるらしいです。
又、最近は、北海道全域ですが、ブリが大変多く取れています。今日捕れていたは、余り大きく無いので、イナダやフクラギ程度ですが、1m級のブリもとれていますね。
日本を取り巻く海流や気象状況も年々変わって来ていますので何が取れるか分かりませんね。
オホーツク海では、最近、シイラや、マンボウまでが取れているらしいので、昔なら考えられませんね。
釣りでも、昔釣れていなかった、アジやイワシ、サバ、サヨリなどが港内で釣れています。その代わりに、鮭や鱒等の寒流系の魚がどんどん少なく成って来ていますので、漁師は大変ですね。最近は、サンマやイカが不漁で大変だと言うニュースが流れています。乱獲も有るのでしょうが、矢張り地球温暖化が一番の原因だと思いますね。
帰りに、新日高町の三石に有る「三石羊羹」の老舗「八木菓子舗」さんへ寄りました。何時も此処を通る時にはお寄りするのですが、奥さんとも結構長い付き合いに成ります。10年くらい前に成りますか、乗馬で知り合いました。
「三石羊羹」は、東京などでも「北海道物産展」などが有れば出店していると思いますのでご存知の方もいると思いますが、北海道では由緒ある銘菓です。
吉永小百合の「北の零年」という映画でも、徳島藩から北海道へ移住する為に、私が思うのには、上陸したのは、三石地区だったのではないかと思います。
明治時代に、三石に駅逓が有った時、そこに住んでいた八木さんのご先祖が羊羹づくりを始めお土産として売り始めたそうです。
「三石羊羹」の包装ラベルは、特徴が有りますので、ご存知の方も多いのでは無いかと思いますね。
土産に京都風の羊羹をと言う事で、2代目が屋号を「都風堂」としたそうです。
もう一つお勧めは、瓶に日高昆布や鮭節などが入った物で、これに醤油を入れると「三石昆布出汁醤油」が出来上がるしろ物です。
文・写真:SUZUCO
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